[ 富士のお茶 ]
富士のお茶の始まりは江戸時代頃からだと言われています。
当時、富士山麓は流れ出た溶岩に覆われた農業不毛の土地・・・痩せた土壌で育って、お金に変えれるお茶を作ることで山に住む人々は暮らしていました。
そんな富士山麓の産地に変化が起きたのは明治維新!
明治政府は先進国から技術導入を得るために、国指定の輸出品目としてお茶を選び全国にお茶作りを奨めたのです。
富士山麓もその一つで、茶園の拡大が始まりました。
そんな富士の茶園、市内に静岡県の茶業研究センターの分場があったので、メジャー品種・やぶきたの導入がどこの産地よりも早く、昭和40年代には「富士のやぶきた茶」として名を馳せていました!
今でも富士の産地はやぶきたの普及率が高く、次にさやまかおりとなっています。
富士山の火山灰土に植えられたお茶の木はそのミネラルをよく含んだ爽快な後味が特徴です。
中国茶にあるような深みのある飲み口は海外の方からの評価も高く、今後に期待です!!