【 釜炒り茶の美味しい入れ方 】
釜炒り茶は中国の緑茶によく似た製法のお茶です。
特徴は、何と言っても香ばしい香り・・・他の日本茶にはない釜特有の香りを楽しむ淹れ方を覚えて欲しいところ。
その為に、釜炒り茶の入れ方で注意するのはお茶の温度です!
お湯の温度は90度をお薦めします!!!
・・・・といっても毎日毎回お湯を温度計で測る訳にもいきません。
そんな方でも間違いのない温度の見分け方をお伝えします!
釜炒り茶のような香りのお茶の為の90度は、湯呑みで調整していきましょう。
沸騰したてのお湯を一度湯呑みに入れてからすぐに急須に注いで見てください。
湯呑をさっと通すだけで10度位の湯冷ましが行われます!
沸騰したてをそのまま急須に入れてもお茶を淹れるには何一つ問題はないのですが、
アツアツ過ぎると帰って香りが分かりにくいのが最近分かってきました。
特に釜炒り茶は緑茶なので、一気に渋味が強くなる可能性が高いです!
90度の湯で、急須に淹れたら30秒ほどでささっと湯呑に戻してしまってOK。
さっくりと出して、次に次にと回数を飲んでいきましょう!
実は釜炒り茶のような中国大陸のお茶に似た系統の日本茶にとっては、
最初に淹れる一回目は煎茶と違い最高の一杯ではなく準備運動のようなもの。
本命は3回目くらいのお茶です!
特に釜炒り茶は「釜香かまか」と呼ばれる、一番最初に葉を炒った時に生まれる特別な香りが出てくるのが3回目の抽出くらいからなのです。
絶対にすぐに茶葉を捨てたりせずに、5回、6回と何度も飲み続けて変化する香りを楽しんで見てください♪