【 お茶の栽培はどこで行われてるの? 】
お茶の唄に
「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」
何とも物騒な唄ですが狭山、埼玉の茶産地のPRフレーズです。
実際のお茶の香味がこの通りとは思いませんが、とにかく京都、
時は流れ21世紀、
南は沖縄、北は北海道と日本全国に茶の木の植えてある時代です。
沖縄は暖かいからまだ分かるけど…北海道にまで!?と思う方。
北海道にはお茶の手揉み保存会があり、
何故知っているかと言うと、
また、
今の時代、日本中どこにでもお茶の木があるのです!
とは言え、「産地」、となると話は変わって南は沖縄、
自家消費での栽培と販売目的の栽培では量の問題もあります。
【 21世紀の三大産地、静岡、鹿児島、三重 】
現在日本茶生産量のトップスリーは、静岡、鹿児島、三重です。
有名な宇治茶を擁する京都は5位、
言わずもがなの静岡茶ですが、近年猛追跡しているのが鹿児島茶。
幕末の再現みたいな激戦が行われています。
意外なのは、三重。皆さん三重茶って知っていますか?
あまり知らないこのお茶、
そしてそれ以上に三重茶の行き先は、実は京都!
宇治茶のブレンドに使われているのです!
だから京都は生産量が少なくても宇治茶があれほどたくさん世の中
この他、たくさん生産しているのは、宮崎県4位、奈良県7位、
【 特殊なお茶も全国に 意外な産地! 】
日本茶にはたくさんの種類があります。
大産地はたいてい煎茶を作っていますが、
四国の徳島には阿波番茶と言う乳酸菌醗酵をしたお茶があります。このお茶、何とも酸っぱくて驚きます!
島根県は松江が抹茶文化なので家庭でもお茶を立てて飲みます。前に松江の方に
「煎茶は難しくて・・・それに比べたら熱湯でさっと立てれる抹茶は簡単なのよ?」
と言われ衝撃を受けました。
茶道のせいか抹茶こそ難しいお茶の筆頭だと思っていたので、まさか抹茶は簡単!と言われる事があろうとは・・・今でも忘れられません。
ところ変わればの食文化。
地域の環境や好みに合わせて色々なお茶が日本中にあります!