8月21日、青山の国連大学にて開催された青山ファーマーズマーケットにて手揉み茶体験イベントを行いました。
今回はHARUNA株式会社様と共同開発したペットボトル飲料、『DROP TEA LAB』のお披露目イベント。
厳選した茶園、原料、製造方法でのこだわりのお茶をHARUNA自慢の抽出機を大きな急須に見立ててドロップした高級ペットボトルです。
このペット飲料、茶師として開発から携わり、急須で入れるお茶とは違った方向を打ち出しつつも納得の美味しさに仕上がった自信作。口にした方のほとんどが美味しい、今までにない味と香りだとの好評を得ています。
先に訪問頂いた霧笛楼の総料理長とも似た見解でお互い驚いたのですが、レトルトやペット飲料のような保存食は保存の代わりに美味しさを諦めるのではなく、
いかに「美味しい香味を保存するかの技術」を追求するかなんだ!
との思いで作ったお茶です。急須でのお茶とは全く同じではないのですが、違う世界観の美味しいお茶を体現出来るようにHARUNA様と真剣に向き合うこと1年、ようやく形になった飲み物です。
今回のイベントでは来場の皆様に試飲していただきながら、根底にあるハンドメイドの製茶技術を体感していただきました。
最先端の技術で出来るペットボトルでも、美味しさを支える技術は歴史ある手作りの精神です。
手揉み製法を来て下さった方にも体験してもらう事で日本茶が極限の技術で出来ている事、その心がボトルティーにも通じている事を感じていただく試みでした。
炎天下の中でしたが多くの皆様、特に子連れのお客様が親子で夏休みの思い出にお茶を触って喜んで下さる様子がとても嬉しく感じたひとときでした。
製造体験会としては次回、9月中旬に富士山の茶園にて茶作り体験会を開催したいと考えております。
決定次第追って募集開始いたします。