【 紅茶の産地 スリランカ・ヌワラエリヤ 】
スリランカ・・・現地語で「光り輝く島」を意味するこの島はかつてセイロンと呼ばれていました。
有名なセイロンティーとは、スリランカで作られるお茶の事です。
セイロンティーを作ったのは英国人。かつてこの島を支配していた英国人はインド同様にスリランカにも紅茶のプランテーションを作りました。
キャンディー、ウバ、ディンブラ、ルフナ、ヌワラエイリヤ、ウダプセラワ。
ヌワラエリヤはその中でも一番高地に位置する茶産地です!
【 標高2000m! 高いほど良い紅茶ができる? 】
ヌワラエリヤはスリランカの茶産地の中でも一番高地にあり、その標高は2000mを超えます!
日本だと富士山の4合目くらいですから相当高いところ。
英国人はここに茶園を作るとともに、避暑地として開発をしたので今でも英国式の建物が多く残っている観光名所です!
かつて、ヌワラエリヤに向かっている時に現地の方に言われたのが
「高いほど美味しい紅茶ができるのさ」
という言葉。
実際に飲んでみるとヌワラエリヤの紅茶は同じスリランカの紅茶に比べて発酵の浅い紅茶です。
色艶は鮮やかに朱色からオレンジ、草原のような香りがほのかにする複雑なお茶でした。
ミルクを入れるよりもストレートで特別なときに飲みたい紅茶、それがヌワラエリヤの紅茶です!