焙じ茶の美味しい淹れ方


【 ほうじ茶の美味しい淹れ方 】

 

ほうじ茶は日本茶の中でかなり特別な、香ばしい香りをもったお茶。

高温で「ほうじる」ことで生まれる独特の香りを楽しむ入れ方のコツを紹介します!

 

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高温で焙煎することでカフェインの少ないほうじ茶

 

 

 

まず、お湯はかならず一度沸騰してください。

香りを楽しむお茶の場合、お湯を沸かすのが必須条件。他はどれだけ適当でもお湯を沸かすのだけは絶対にしないといけません!

 

 

お茶の量は一人3g程です。

焙じ茶は他の日本茶に比べて軽いので見た目では結構な量に見えます。

一度キッチンスケールなどで3gの分量を測ってみると次回以降の目安が身についていいと思います。

 

 

 

【 必ず使いたい!蓋のある丸い急須 】

 

ほうじ茶など、香りを楽しむお茶の場合、急須等の茶器は必ず蓋のあるものを使ってください。

たまに蓋なしの急須があるのですが、香りのお茶には向きません。

あれは旨味や甘味といった味重視の時に活用できる道具なので、今回は蓋のある急須、そしてできれば高さのある急須が向いています。

 

 

というのは、香り成分は湯気の中に溶け込み空中を漂うので、それを急須の中に溜め込み、蓋で結露してしたたる一滴がお茶に戻るかどうかで美味しさが全然違ってくるんです!

 

湯気が生まれ、お湯に戻るには急須に空間が必要です。

ほうじ茶を飲む時には紅茶のティーポットでも大丈夫!

丸くて高さのある急須を一つ持っていると美味しいお茶が飲めます!

 

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高さのある急須で香りを循環させる

 

 

 

抽出時間はさっと30秒程、あまり躊躇しないで一気に湯呑に入れ、急須の蓋をあけて中の熱気を逃がしてあげると2回目以降のお茶が美味しいです。

これは急須の中でお茶の葉が煮えてしまうのを防いでいるんですね。

2回、3回と何度もお茶を楽しんでほしいので、このテクニックも覚えて欲しい動作です。

 

 

 

低カフェインで香ばしい香りの焙じ茶は妊婦さんや小さなお子様、誰とでも一緒に飲めるお茶です。

家族皆で楽しんでください!


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